レギュレーション
使用できるエアガンの規定(2024年8月改定)
全てにおいて、セミオート(引き金を一度引いたら、一度でる)方式で発射できるモノ
①スプリングコッキングガン
②電動ガン
③ガスガン:国内で適法と認められた低圧ガス(HFC134a/HFC152a/HFO1234ze)、もしくはCo2を使用する(外部ソース規定、CO2ガン規定を参照)
※海外製のガスは使用不可です(TOPガス、レッドガス等)
※電磁弁に関しましては、”現時点”安全運用の検証ができておりませんので使用を控え下さい
ハンドガン外装フルメタル・ハーフメタル禁止規定
ハンドガン(拳銃タイプ)の主要部品を金属化したエアガン(フルメタル・ハーフメタルハンドガン)は使用できません。フレームやスライドの金属化は禁止、アウターバレルに関しては、インナーバレルと一体化成型でなければOKとします。海外製ハンドガンはこの規定に触れるモノがありますので、ご注意ください!
※ガンチェック時に判明した場合は、失格となり競技参加できません
パワー規定
当協会が用意した弾速機を使用して計測値が以下の通りです
6mmBB弾を使用し計測値が0.9J(約94.8m/s) 以内であるもの
8mmの場合は0.27gBB弾を使用し計測値が約99.0m/s以内であるもの
ジュニア部門は2015年より、JTSA会員の保護者同伴のもと、18歳以上用を対象としたセミオートエアガンを使用できることとなりました。
※規定より上であれば失格となり競技参加できません
大会での初速計測規定
競技開始前に、上記の規定をクリアしているかを、デジタル弾速計を使い、2~3回計測し基準内のモノを使用しているかを確認します。
東京マルイ0.2gBBで計測します(違う銘柄の場合は協会で用意した東京マルイ製0.2g弾を使います)
外部ソースに関する規定
可変レギュレーターの場合は最高圧での出力が、上記『パワー規定』の条件をクリアするJASG推奨(SP:サンプロジェクト)のものを使用してください。レギュレーターを改造したり、関係法令に触れるような物の使用は禁止です。
①可変レギュレターの場合は、一旦最大圧まで上げて計測し、使用する圧力に戻して使用します。
②減圧弁(リリースバルブ)使用の場合も、一旦最大まで上げて作動したら、使用する圧力に戻して計測します。
※規定より上であれば失格となり競技参加できません
※違法適法を確認するわけではありませんので、計測のために変更したくない場合は、予めテープ等で封印してください。その封印は競技中外すことはできません。
CO2ガスガン規定
認証している業界団体(2022年現在JASG・STGA)認定のあるガスガンで、かつ当会の基準内であるものは使用できます。従来ガスガンを、サードパーティ製使用した独自のCO2化は不可です。
※本体に認証団体マークがあるものは、マークを確認します
※本体に認証団体マークのないものは、説明書等証明できるものをご持参ください
一度に発射できる弾数規定
全ての部門において一度に発射できる数は3発まで
※東京マルイ製ショットガンで6発モードでは使用できません
タイブレイク
同率のタイムである場合、Stage1のTotalタイムが早い方の順位を繰り上げる
スタートポジション:ポイントスタート PS
銃口は2m先地面15cmのスタートマークを狙う
①セイフティオフ”トリガーガードの外へ指先が見えようように出し”
②頭の向きは自由でスタンバイ
ポイントスタートハンドガンディビジョン(PSHG)
セミオートで発射可能であれば形式は問いません
使用できるガンの種類:セミオートハンドガン(手で保持する)
光学サイト:可
外部ソース:可
サイズ制限:60cm以下
カスタム制限:なし
弾数制限:なし
銃の移動において:ガンバッグ(ケース)、ホルスターでの移動も可
ガンバッグ出し入れの時銃口(マズル)はターゲット方向(ダウンレンジ側向き)、ハンドガンはバッグ・ホルスターに入れての移動でも可
ポイントスタートロングガンディビジョン(PSLG)
セミオートで発射可能であれば形式は問いません
使用できるガンの種類:セミオートロングガン(肩付けで保持する)
光学サイト:可
外部ソース:可
サイズ制限:60cm以上
カスタム制限:なし
弾数制限:なし
銃の移動において:ガンバッグ(ケース)
ガンバッグ出し入れの時銃口(マズル)はターゲット方向(ダウンレンジ側向き)、ハンドガンはバッグ・ホルスターに入れての移動でも可
スタートポジション:ハンズアップ HU
オープンディビジョン(HUOP)
使用できるガンの種類:セミオートハンドガン
光学サイト:可
外部ソース:可
サイズ制限:なし
カスタム制限:なし
弾数制限:なし
ホルスタ使用:必要
ホルスタ制限:なし
体につけたベルトからホルスターのトリガーガードを保持する位置制限:ベルトから50mm以内
(会場ではベルトとホルスタートリガーガード保持部分に50mmのゲージを入れて計測します)
”ホルスターをつける位置:トリガーガードの位置が背面正中線から、体正面正中線より利き手側、ホルスターをつけるベルトの幅の下端がへそより下で、ベルト幅上端は上前腸骨棘を結ぶラインまでのライン”
リミティッドディビジョン(HULM)
使用できるガンの種類:セミオートハンドガン
光学サイト:不可(集光サイトは可)
外部ソース:可
サイズ制限:なし
カスタム制限:なし
弾数制限:なし
ホルスタ使用:必要
ホルスタ制限:なし
体につけたベルトからホルスターのトリガーガードを保持する位置制限:ベルトから50mm以内
(会場ではベルトとホルスタートリガーガード保持部分に50mmのゲージを入れて計測します)
”ホルスターをつける位置:トリガーガードの位置が背面正中線から、体正面正中線より利き手側、ホルスターをつけるベルトの幅の下端がへそより下で、ベルト幅上端は上前腸骨棘を結ぶラインまでのライン”
ロングガンディビジョン(HULG)
使用できるガンの種類:肩付けの出来るセミオートエアガン
光学サイト:可
外部ソース:可
サイズ制限:競技に使用する状態で全長60cm以上
+全長後端にストックパッド(肩につける部分)があること
カスタム制限:なし
ホルスタ使用:不要
マガジン長制限:なし
弾数制限:なし
特記:LGのハンズアップスタンバイポジション
スタンバイポジションは、
※ウエストラインが明確になるよう
①シャツをズボンに入れる
②ウエストラインにベルトを巻く(ずり上がった場合は下げるように指示)
ストックを肩から外し、ウイークハンド保持
銃口は、シューティングボックス前ラインより前30cm以上~前1mまでの範囲に向ける
セイフティをかけ、グリップ部側面をウエストライン以下につける
同時に、トリガーガード上部のラインがウエストライン以下にあること。
ストロングハンドの手首を肩のラインより上げる
スタート合図後、グリップ部をストロングハンドでつかむまで、銃を動かしてはならない
※ウェストラインとは、”へそより下で、左右前腸骨棘を結ぶラインまでのライン”
グリップをつける位置:トリガーガードの位置が体側中央線から、体正面正中線より利き手側まで
※グリップエンドをひっかけたり、体幹に付けるスタイルはダメです
リボルバーディビジョン(HURV)
使用できるガンの種類:回転式シリンダを持つエアガン
光学サイト:可
外部ソース:可
サイズ制限:なし
カスタム制限:なし
”弾数制限:スタート時シリンダーの穴数装填”
※ 引き続きタナカワークス・東京マルイもシリンダーの穴の数だけ入れて使用可能です
ホルスタ使用:必要
ホルスタ制限:なし
体につけたベルトからホルスターのトリガーガードを保持する位置制限:50mm以内
(会場ではベルトとホルスタートリガーガード保持部分に50mmのゲージを入れて計測します)
”ホルスターをつける位置:トリガーガードの位置が背面正中線から、体正面正中線より利き手側、ホルスターをつけるベルトの幅の下端がへそより下で、ベルト幅上端は上前腸骨棘を結ぶラインまでのライン”
コンシールドキャリーディビジョン(HUCC)
使用できるガンの種類:セミオートハンドガン
光学サイト:可(スライド搭載型のみ)
外部ソース:可
サイズ制限:なし
カスタム制限:キャリーホルスターを加工しないで入る範囲
弾数制限:なし
ホルスタ使用:キャリータイプ必要
ホルスタ制限:キャリータイプホルスターで全面を覆うフルカバータイプで市販品(同じ形式の自作)をカスタムガンを入れる為に切ったり加工をせず使用すること(付属や別売りのアダプターで装着位置の調整は可能)
収めた状態でトリガーが露出していないこと
但し、銃の先が露出するベルトスライドタイプや、4インチ用に6インチを入れて飛び出す分は可
※レースホルスタは使用禁止
”フロントのカットは、エジェクションポートより下1cm以内である事”
ジャケット着用義務:上着を着用し競技開始状態で、両手を地面と平行に上げたときに、装備が見えない状況であること
禁止カスタム事項:左手サムレストの追加等キャリーホルスターを加工しないと入らない加工
ホルスターをつける位置:トリガーガードの位置が体側中央線から、背面正中線より利き手側、ホルスターをつけるベルトの幅の下端がへそより下で、ベルト幅上端は上前腸骨棘を結ぶラインまでのライン
※バックサイド、クロスドローなどダウンレンジ以外にマズルが向く付け方は禁止
カウボーイディビジョン(HUCW)
使用できるガンの種類:シングルアクションリボルバーのエアガン(回転式シリンダをもつJCAST公認のシングルアクションリボルバー)、当会の競技では東京マルイ製ピースメイカーも使用可
光学サイト:不可
外部ソース:可
サイズ制限:インナーバレルがアウターバレルの銃口面より飛び出してはならない。
カスタム制限:ジャパン・カウボーイ・アクティブ・シューティング(JTCASTに準拠)
弾数制限:スタート時シリンダーの穴数装填
ホルスタ使用:必要
ホルスタ制限:袋状又は筒状のもの
”ホルスターをつける位置:(JTCASTに準拠)”
弾数及び複数丁の使用について:このクラスのみ、1丁目のガンが(6発)弾切れになった場合、2丁目を使用する事がでる。
2丁目のガンは、JCASTの規定に基づく、クロスドローでの保持を認める。
6発以上撃てるSAAの場合は、一丁のみで参加できますが、6発撃つごとにホルスター戻し、再度ドローすることで使用することができる。
マニュアルローダーディビジョン(HUML)
使用できるガンの種類:次弾をマニュアルでロードするエアガン(ポンプ式、レバー式、ボルト式)
※コッキングハンドガンでも可であり、その場合はオープンの規定に準拠
光学サイト:可
外部ソース:可
サイズ制限:なし
カスタム制限:なし
弾数制限:なし
ホルスタ使用:不要
マガジン長制限:なし
※ML部門に限り、コッキングしてない状態(初弾が発射できない)においてのセイフティオフスタンバイは可能
レギュレーション FAQ
Q1.ML(マニュアルローダー)初弾を送り込まない場合、セーフティーを掛ける必要がありますか?
A1.この部門に限り初弾を送り込まない場合はセーフティオフでのスタートが可能です
Q2.CC部門でダットサイトは使えますか?
A2.スライドに直接乗せるタイプのダットサイトのみ使用可能です
Q3.全部門においてセーフティ機構をキャンセルすることができますか?
A3.純正の安全機構を全て廃止することはできません。複数ある場合は、いずれかのみを使用可能です
例1グロックのシリアルナンバー部分のセフティを使わず、トリガーセフティのみでの運用
はOK
例2 1911系(ハイキャパ、ガバメント等)のグリップセイフティをキャンセルするはOK(逆サムセイフティをキャンセルする事は安全上できません)
Q4.全部門においてセーフティ機構を増設することができますか?
A4. 自作の追加安全機構を加える場合は、機能していても副次的であり、純正の安全機構を使用機能させなくてはなりません。
例1 M4等の純正セレクターセーフティにトリガーセーフティを付ける事は可能であるが、純正のセレクターセーフティを廃止することはできない(ガンチェック時に必ず申告し、全ての機能をROが確認する必要があります)
カテゴリーについて
※属性による表彰
ヤングガン(YG)部門 1,2,3位
対象者:満18(高校卒業後)~29歳以下の競技者
ジュニア(JR)部門 1,2,3位
使用できるガンの種類:18歳以上を対象としたセミオートエアガン
(JTSA会員の保護者同伴のもと参加すること)
対象者:~18歳までの競技者(18歳でも高校在籍中は保護者同伴)
スーパーシニア(SS)部門 1,2,3位
対象者:開催当日に60歳以上の競技者
インターナショナル(IN) 1位
対象者:外国籍の競技者 参加者が増えれば2.3位表彰を今後検討