初心者入門ガイド 競技内容と道具編

1.競技内容「スティールチャレンジ形式」

スティールチャレンジとは、決められた配置に置かれた金属製ターゲット(スティールプレート)を、できるだけ速く・正確に撃つ競技形式です。タイムを競うスピードシューティングの一種で、アメリカをはじめ世界各国で開催され、日本では最も多くの競技者が楽しんでいます。

基本ルール(JTSA方式)

各ステージには5枚のプレートがあり、そのうち黄色1枚が「ストッププレート」として指定されています。競技者はホルスターまたは指定位置からスタンバイし、ブザー音を合図にスタートします。ストッププレートを最後に撃つまでのタイムを計測し、正確さとスピードの両方を求められます。

各ステージは5(4)回撃ち、最も遅いタイム(ワースト)を除いたベスト4(3)回の合計タイムがそのステージの記録となります。最終的に、すべてのステージの合計タイムで順位を決定します。

特徴

初心者でもわかりやすく、上達を実感しやすい。同じコースを何度も撃てるため、反復練習と記録向上が楽しい競技です。

2.必要な道具

アイプロテクション:

目を保護するためのアイプロテクションは、競技に参加しない場合でも必ず必要です。
ホームセンターで販売されている保護ゴーグルや、スポーツショップで販売されているスポーツグラスがおすすめです。
※眼鏡を掛けている方は眼鏡のままでも参加できます。

 エアソフトガン

必ず銃刀法の制限以下である、安全なエアガンを使用してください。主に不燃性ガスを注入して動くガスガン、バッテリーを充電して動く電動ガンなどがあります。弊会の基準は、6mmBB弾の場合 0.9以下ですので、事前に弾速測定器で計測しておいてください。

BB弾:

使用するエアガンに適したものを使用しましょう。金属弾などは絶対ダメです。

 パワーソース:

ガスやバッテリーなど、エアガンを動かすのに必要なものです。予備もあると良いでしょう。

エアガンケース:

エアガンは必ずケースに入れて持ち運ぶことが必要です。大きめのバッグでも大丈夫ですので、必ず用意しましょう。

ホルスター:

エアガンを腰につけるために使用します。競技によってはホルスターを使わない部門もあります。
※ロングガンの場合は不要です。

ベルト:

ホルスターやマグポーチを付ける際に必要です。装飾が少ないものがおすすめです。

予備のマガジン:

競技によっては、1つのステージで多くの弾を使うことになります。
最低でも1本は予備のマガジンがあると便利でしょう。

マグポーチ:

予備のマガジンを入れるために使用します。
ポケットに入れるよりも、素早くリロード(マガジンを変える)
することが可能です。

注意:銃刀法(知っておく必要のある情報)

所持禁止:

模造拳銃「銃砲に著しく類似する外観を有する物」とされており、金属製の拳銃タイプのモデルガンは銃身を完全に塞いで、色は白か黄色にしておく必要があります。

準空気銃 「0.989ジュールを超える運動エネルギー(発射威力)を持つエアソフトガン」は、準空気銃として銃刀法の規制対象になります。

違法につながる構造や改造 その他実弾が撃てる可能性のある構造や、一般工業製品を転用しての改造などを行うことは、銃刀法に抵触する可能性がありますので、十分ご注意下さい。