ルール

(2025年改定版)

(ご参加前に必ずご一読下さい)

■ 定義

シューターは、あらかじめ定められたステージでスティールプレートを撃ち、最後にストッププレートを撃つまでのタイムを計測します。本競技は「楽しさ」とともに、「スピード」「精度」「安全」のバランスを重視しています。

■ 一般的なマッチ情報

1. 道具の一貫性

エアソフトガン、ホルスター、ホルスターポジションは、すべてのマッチにおいて同一でなければなりません。

2. ガントラブルへの対応

意図しないバースト・フルオートなどの誤作動について、当該ストリングをDNF(MAXタイム)扱いとし、5分以内に復旧できた場合に限り競技の継続を認めます。

トラブルが発生した場合は、**「4. 一時退出の基準」**に従い、最大5分以内での修理が認められます。ただし、同一の不具合が修理後に再発した場合は、そのガンでの競技続行は認められません。

また、競技者は同等仕様のスペアガンに交換して競技を続行することが可能です。ただし、スペアガンは交換時にガンチェックおよびホルスターチェックを受け、参加部門のレギュレーションに適合していることが必要です。

3. スペアガンの確認

参加部門のレギュレーションに適合していないスペアガンやホルスターは使用できません。※不適合の場合は、すべて「オープン部門」として扱われます。

4. 一時退出の基準

ガンの誤作動や破損が発生した場合は、修理・交換のために最大5分間の一時退出が認められます。
この5分間は、レンジオフィサー(RO)が「修理に出てください」と指示した時点から、スタッツオフィサー(SO)がストップウォッチ等を用いて計測を開始します。
ストップウォッチなど明確な方法で管理し、全競技者に対して公平な運用を行います。
5分以内に競技ラインへ再びスタンバイできなかった場合、該当ステージの未実施ストリングはすべてDNFとして処理されます

5. 十分な準備

競技者は、不要な遅延を防ぐため、必要数のマガジンやBB弾をあらかじめ準備し、速やかにラインに立つ必要があります。
BB弾の装填不足、ガス圧不足、またはガントラブルによってターゲットに命中しない、あるいは撃ちきれない場合でも、競技者の責任とし、リシュート(再試技)は認められません。
ただし、計測器・ターゲットの不具合などによってタイム計測ができなかった場合に限り、そのストリングのみリシュートが認められます。競技者からのリシュート要請はできません。

6. 競技の進行

前の競技者が競技を終えた時、レンジオフィサーは次の競技者をラインに呼びます。

7. 撃つ前の準備

競技ボックスに入ってから”make ready”後、ドロウやサイティングは最小限とし、マガジンを装填する前にのみ行えます。約30秒の準備時間が与えられます。
30秒以上かかった場合は、レンジオフィサーは “Are you ready?” のコマンドを発します。
それでも競技者が準備完了を宣言できない場合、そのストリングは30秒として記録されます。

8. アイプロテクション

競技者および観客は、必ずアイプロテクション(目を保護する器具)を着用してください。アイプロテクションなしでシューティングエリアへ立ち入ることはできません。

9. マズルキャップの運用

【必須となる場合】

対象:BB弾・ガスを注入するガン、ロングガン等のホルスターを使わないガン

運用:

セーフ状態 → マズルキャップを装着

レディ状態 → マズルキャップを外す

例:

競技開始時:「ロード・アンド・メイクレディ」でマズルキャップを外す

終了時:「アンロード・ショークリア」でマズルキャップを装着

※シューティングエリアや指定位置以外での発射は【即失格】となります。

【推奨となる場合】

対象:東京マルイ製電動ガンなど、マガジンを抜いても弾が残る可能性があるガン

運用:競技位置や試射レンジ以外では、マズルキャップの装着を推奨

注意:競技位置や試射レンジ以外での発射は【即失格】です。

 

10. コース・オブ・ファイア

ターゲット数:各コースは5枚のプレートで構成され、そのうち1つは「ストッププレート」です。

ヒット条件:各ストリングごとに、すべてのターゲットに最低1発以上命中させなければなりません。

ストッププレート:黄色に塗られたプレートで、最後に撃つことでタイマーを停止させます。

弾数制限:発射する弾数に制限はありません。

射撃順序:特に指定がなければ、プレートを撃つ順序は自由です。ただし、ストッププレートは常に最後に撃ってください。

11.コースブリーフィング

スクワッド:すべての競技者はスクワッドに分割されます。各スクワッドは、その時割り当てられたコースに移動し、各コースのレンジオフィサーの指示に従ってください。
質疑:すべてのスクワッドは、レンジオフィサーからコースブリーフィングを受け、質疑応答を行います。その後、競技の準備となります。

12.部門

レギュレーションにおいて、部門を設定します。
カスタマイズ:個人的なカスタマイズは、マッチオーガナイザーが必ずチェックします。

13.ホルスター

ホルスターは各部門のレギュレーションに適合していなければなりません。
・エアソフトガンを確実に保持できること
・トリガーが完全に覆われていてアクセスできない構造であること(HUCW除外)

詳しくは、**レギュレーション**ページ参照

14.弾

別途レギュレーションで設定されます。
スチール製ボール・ベアリング弾やペイントのペレットなど、規定のBB弾以外は使用できません。

15.ターゲット

使われるターゲットは、金属で作られています。
色:白。ストッププレイトは黄色。
設置角度:ターゲットは、跳弾を避けるように競技者に向かって平面に向けてあります

16.採点

タイム計測

スタートブザー後、まず白い 4つのターゲットのそれぞれにヒットしなければなりません。その後、タイマを止めるために、黄色く明示されたストッププレートを最後にヒットします。

そのスタートブザーからストッププレートをヒットするまでのタイムを計測します。それを1ストリングとし、これを5ストリング行います。

本大会のヒット判定にはLEDターゲットシステムを使用します。
判定の誤作動が疑われる場合は、レンジオフィサーが確認を行い、誤作動と判断されればそのストリングをリシュート(再試技)とします。

なお、選手からのリシュートの申請はできません。

ミスヒット(+3秒)

黄色ストップ プレートの前にヒットしなかった白いプレートはミスとしてカウントされます。スタンダード プレートでのミスは 3 秒のペナルティとなり、そのストリングの競技者のタイムに追加されます。

本大会では、LEDターゲットシステムを使用してヒット判定を行います。ヒット時にはターゲットのLEDが点灯または反応音で確認できます。

ただし、機器の反応に異常が見られる場合や競技者から申告があった場合は、レンジオフィサーが誤作動かどうかを確認し、必要に応じてそのストリングをリシュート(再射撃)扱いとします。

ステージタイムの算出方法:

ステージの公式スコアは、所定のストリング数のうち、ベスト数本の合計タイムによって決まります。

通常ステージ:5ストリング中、ベスト4ストリングの合計

一部ステージ:4ストリング中、ベスト3ストリングの合計

※どのステージが該当するかは、事前のコースオブファイアのブリーフィングで説明されています。

最大時間(30秒)

1ストリングの最大時間は、30秒です。30秒の制限に達したならば、競技者はそのストリングを停止し、次のストリングの準備をレンジオフィサが促します。また、その ストリングのタイムは30秒となります。

行為エラー(+3秒)

・開始シグナルの前に動く

・明示されたボックスからの間違ったターゲットを撃つ

・ボックスの外に着地して撃つ、及び不正確な動きは

・シューティングボックス:すべてのシューティングはシューティングボックス(1メートル× 1メートル)から行います。両足を、ボックス内につけて、立ってください。ボックスを踏んだり、足をかけたスタイルも行為エラーの対象

・フット・フォールト:体のどの部分かが、シューティングボックスの外で着地している間に弾が発射された場合、 行為エラーとなります。

・スコアのチェック:撃ち終わった後毎に、自動集計表に入力されます。スコアカードについての質疑は、その時点でレンジオフィサー確認にします。集計後の質疑は受け付けられません。

タイブレイク

同率のタイムである場合、Stage1のTotalタイムが早い方の順位を上位とする

17. ボックスの移動があるステージ

複数のシューティングボックスが設置されているステージにおいては、以下のルールを適用します。

■ ボックスの移動と撃ち直しについて

指定された順序を間違えたり、ターゲットの撃ち忘れに気づいて元のボックスに戻って撃ち直した場合は、行為エラーにはなりません。ただし、ガンコントロール(銃口の安全管理)に十分注意した上で戻ること。

ステージの指示に反した射撃(例:間違ったボックスで撃つ等)を行った場合は、ミス扱いとされます。

■ ボックス移動中の射撃

ボックスから移動し始めた後に射撃を行った場合は、**行為エラー(+3秒)**となります。安全かつ確実な判定のため、射撃中は両足がしっかり着地している状態が推奨されます。

■ ボックス移動時の発射タイミング

たとえばボックスAからBへ移動する際、後から移動した足がボックスBの内側に着地するか、空中にある時点で射撃を開始することは可能としてます。

■ ターゲットの撃つボックスが指定されている場合

撃つボックスが指定されているステージでは、ボックスを無視して撃たれた各ターゲットに対して、「ミス」+「行為エラー」の両方が課されます。

18.ハンズアップ時のポジション

手首より上が後ろから見え、手首より上が完全に肩より上で静止した状態で行います。手・手首の位置が明らかに低い場合、静止していない場合は警告を与えます。警告以後に同様なことがあった場合、その行為を行うごとに3秒のペナルティになります。

19.スタートポジション

①ポイントスタート(PS)

対象ディビジョン:

PSHG、PSLG

銃口は2m先地面15cmのPSマークに向け、セイフティはオフ、トリガーから指を外しスタンバイ(頭の向きは自由)

②ハンズアップスタート(HU)

対象ディビジョン:ハンドガン使用

HUOP、HULM、HURV、HUCW、HUML(ハンドガンの場合)

18に従う

・ロングガンによるハンズアップスタート(全長50cm以上の銃)

対象ディビジョン:HULG(ハンズアップ・ロングガン)、HULM(ハンズアップ・マニュアル)

■ 構え方の条件(スタート姿勢)

1. セイフティ(安全装置)を確実にかけた状態とする。
2. 銃のグリップ部側面がウエストラインより下にあること。
3. トリガーガードの上端がウエストラインより下にあること。
4. ストック(銃床)は体の側面を横切るように保持され、ストック上端は体側のラインより後方にあること。
5. サポートハンドで保持し、ストロングハンドの手首は肩のラインより高く挙げること。
6. スタート合図より前に銃を動かしてはならない(グリップを掴む前に動いた場合は行為エラー)

※特に、**ストロングハンドでグリップを掴む前に銃が動いた場合は反則(行為エラー)**とみなされる。

■ ウエストラインの定義

「ウエストライン」とは、左右の前腸骨棘(ぜんちょうこつきょく:骨盤の左右の出っ張り)を結んだラインまでの範囲を指す。

■ 禁止されるスタイル

グリップエンドをベルトの上に乗せること

ベルトにグリップエンドを引っ掛けるようなスタイル
これらはいずれも禁止とし、違反した場合はスタート前に是正を求められます。

20. レンジコマンド(射場指示)

競技中は、レンジオフィサー(RO)の音声指示=レンジコマンドに従って行動してください。以下は主なコマンドとその意味です。

「シューター〇〇さん」
競技者の名前が呼ばれたら、シューティングボックスに入場します。

「メイクレディ(Make ready)」
エアソフトガンのサイトチェックやグリップ調整などの準備をし、マガジンを装着し装填を30秒以内で行います。

「アー・ユー・レディ?(Are you ready?)」
スタートポジションが正しく取られているかを確認し、競技開始の準備が整っているかを問うコマンドです。

「スタンバイ(Stand by)」

このコマンドの後、競技者は完全に静止した状態を保ちます。その静止状態が確認された1〜3秒後にスタートブザーが鳴ります。

※この流れを、ステージごとに指定された回数(ストリング数)繰り返します。

「イフ・ユー・アー・フィニッシュト、アンロード・アンド・ショー・クリア(If you are finished, unload and show clear)」最後の試技が終わったら、マガジンを抜き、スライドを引いてホールドオープン(またはボルトオープン)、

射撃可能でない状態をROに見せてください。

「イフ・クリア、ハンマー・ダウン、ホルスターまたはバッグ(If clear, hammer down, holster or bag)」

銃がクリアであることをROが確認したら、ハンマーを下げて(ハンマーダウン)、ホルスターに戻すか、バッグに収納してください。

※リボルバーや電動ガンなど、バッグでの管理が指定されている場合は:「シリンダー・クローズド、ホルスターまたはバッグ(Cylinder closed, holster or bag)」シリンダーを閉じてから、ホルスターに戻すかバッグに収納してください。

「レンジ・イズ・クリア(Range is clear)」
射場の安全が確認され、競技者はシューティングボックスを退場して構いません。

21.安全規則

すべての競技者のエアソフトガンは、レンジオフィサーよってロードすることを指図される時を除いて、いつもアンロード状態におかなくてはなりません。

ターゲット撃っている間・誤動作の解消・ロード・アンロードなど、どのような操作を行う時であっても、常に競技者のエアソフトガンは、ダウンレンジに向けておかなければなりません。
競技中、ロードしたエアソフトガンをアップレンジに向けた場合(180度ラインを切った場合)、競技者は即時にアンロードするよう促され、マッチ全体から失格となります。

競技者は、誤動作の解消・リロード・アンロードなどのとき、指をトリガーガードの外に出しておかなければなりません。

5ストリングの競技後、競技者のエアソフトガンが、レンジオフィサーによってクリアであると確認されるまで、どの競技者もボックスを離れることができません。

レンジオフィサーにクリアであると確認をとった上で、ケース、またはホルスターに納めるようにしてください。

何らかの理由で、エアソフトガンがアンロードすることができないことが判明したならば、競技者はレンジオフィサーに知らせなければなりません。

競技者が射撃中にエアソフトガンを落した場合、レンジオフィサーの許可を得た後にエアソフトガンを拾います。その場合、アンロードした後、エアソフトガンのチェックを行います。

22.安全違反

以下の違反は自動的に失格になります。
・アンロードしたエアソフトガンを、アップレンジに向けた場合(180度ラインを切った場合)
・アンロードしたエアソフトガンを落とした場合
・ロードしたエアソフトガンを、ボックスに置いて行った場合
・コントロールされてないと判断される発射、もしくは予期せぬ発射行為
・レンジオフィサーの許可を得ないまま、落ちたエアソフトガンを拾う行為
・ロードされたエアソフトガンをアップレンジに向けた場合
・ロードされたエアソフトガンをドロップした場合
・シューティングボックス内で、ホルスターか一番手前のターゲットより前の地面に向かって発射した場合
・ロードされたエアソフトガンの危険な取り扱い
・禁止薬物の影響の下の競技者 (アルコールなど)
・スポーツマン精神に反するような行動、または動作。または別の競技者のパフォーマンスに悪影響を与える行為。

22.服装規定

風紀を著しく乱すと考えられる場合は、入場をお断りする事があります。

23.抗議

・ROの支持や判断がルールに沿ってないように考えた場合は、競技主催責任者へその時点で申し出判断を仰ぐ。

・JTSAの活動、運営、結果などに対する抗議は、その発言および文書類を録音、または文章など保存媒体に記録することに同意したとみなします。

・シューターはイベントにおいて集計し、発表し終わった結果への抗議を行えません。