RO手順書
1心得
ROは選手の成績に責任を負います。単にタイマーを鳴らすだけでなく、選手がルールを尊重して競技しているかを含めて判断します。時によっては、選手にとって大変残念な結果を言い渡すことにもなりますので、その旨十分理解してください。しかしながら、高圧的な態度ではなく、あくまでも競技を一緒にたのしむものフレンドーに接してください。
ルールブックを再度確認し、疑問がある場合は必ず大会前にクリアしておいてください。
ルール
2競技の手順の注意点
スクワッドのシューター点呼を行います。(難しいシューターネームは確認してください)
「シューター〇〇さん」
呼ばれたら、シューティングボックスに入ります。
「メイクレディ Make ready 」
マガジンをロードし、サイトをチェックするなどの準備を行う時間(30秒)が与えられます。
→30秒はSOが計測してください。30秒以上サイトチェック等されている場合は、そろそろお願いします等やわらかめの言葉で、促してください。
「アーユレディ Are you ready? 」
スタートポジションがとられている事を確認し、競技開始準備ができているか確認します。
→ハンズアップが低い等あれば、この時点で注意してください。
「スタンバイ Standby」
手を静止し続けさせなければなりません。
→クリーピング、フライイングについては、指の震え等は仕方ありません。肩のラインを切るような上下運動に注意を払ってください。尚、微妙な場合は4項を実施してください。
競技者の動きが停止されているのを確認されらた1~3秒後、スタートブザーが鳴ります。
→スタンバイの後、心の中で1・2・3と数えて押すことがベストです。タイミングによる抗議がある場合は、4項にて協議してください
→他のレンジとかぶりそうなった場合は、一旦中断することを告げ、再度スタートします
→被った場合や、誤って早く推した場合、競技者が中断すればリシュートです。競技を続けた場合は、その旨を告げて、リシュートかそのタイムを採用するか尋ねます
タイマーの仕様
→SO・ROどちらかが、タイマーの表示を見ていて、跳弾やストッププレートのリバウンドで複数回表示されていないか見てください。また確認のためにレビューボタンを押して確認してください。
※ポケットプロタイマーは、一回のみ図る使用ですと跳弾等での誤作動には対応できませんので、ショットモード(都度図り)に改造しておりますので、ストッププレートリバウンドで2回目を表示している場合があります。
指定のストリング(試技回数)繰り返します。
競技者のガンに、誤動作または破損が起った場合、修理・交換のために一時退出する事が出来ます。(5分以内)
※フルオート及びバーストショットになった場合も適応されます。
※誤動作・破損が起こったストリングのタイムは採用されます。
「アンロード アンド ショークリア Unload and show clear」
最後の試技が終わった後、競技者はマガジンを抜きガンのスライドを開いて、レンジオフィサーにエアソフトガンが発射できない状態にあることを示します。
→一連の流れで早くやってしまう方がある場合は、確認できませんでしたので、改めて確認させて下さいと告げ、クリア状態を確認します
「ガンクリア ハンマーダウン Gun clear Hummer down 」「ホルスター Holster 」 –
競争者は、ガンをホルスターに入れるかバッグに納めます。
「レンジ イズ セイフ Range is safe」
競技上の安全を確認したので、競技者は退出できます。
3適用の基準
ヒット判定
競技開始時に、誤作動が稀に発生することを伝えますが、基本的にLED点灯・シューター有利に判定してください。調整はしますが、万が一ターゲットに向けて撃っていて、バックストップで反応した場合もOKとします。
→未点灯でのヒット:確認できればヒット判定
→未ヒットでので点灯:明らかに銃口を向けてないターゲットが先に光って無視した場合はミスヒット判定
1回目では警告とし、2回目は失格
・アンロードしたエアソフトガンを、アップレンジに向けた場合(180度ラインを切った場合)
・アンロードしたエアソフトガンを落とした場合
・ロードしたエアソフトガンを、ボックスに置いて行った場合
・コントロールされてないと判断される発射、もしくは予期せぬ発射行為
・レンジオフィサーの許可を得ないまま、落ちたエアソフトガンを拾う行為
速失格
・ロードされたエアソフトガンをアップレンジに向けた場合
・ロードされたエアソフトガンをドロップした場合
・シューティングボックス内で、ホルスターか一番手前のターゲットより前の地面に向かって発射した場合
・ロードされたエアソフトガンの危険な取り扱い
・禁止薬物の影響の下の競技者 (アルコールなど)
・スポーツマン精神に反するような行動、または動作。または別の競技者のパフォーマンスに悪影響を与える行為
4動画による判断
ハンズアップ、フライイング、クリーピング等本人が長年やっている癖みたいなものは議論を一番呼ぶ部分で注意が必要です。主観による判断を避けるために、疑わしい場合はSOに依頼して、動画を取ってもらいそれを元に協議し選手に伝えます。
動画を取ったそのストリングは注意とし、次回確認できた場合はペナルティの対象とします。
※その場合の動画は、判定が終わった後速やかに削除してください。SNS等への転載は厳禁です!
5最終判定
競技者が納得できないという意思表示をした場合は、その旨MDに判断を依頼してください。MD判断が最終決定となります。