アンリミティッド レギュレーション

使用できるエアガンの規定(2024年2月改定)

全てにおいて、セミオート(引き金を一度引いたら、一度でる)方式で発射できるモノ

①スプリングコッキングガン

②電動ガン

③ガスガン:国内で適法と認められた低圧ガス(HFC134a/HFC152a/HFO1234ze)、もしくはCo2を使用する(外部ソース規定、CO2ガン規定を参照)

※海外製のガスは使用不可です(TOPガス、レッドガス等)

※電磁弁に関しましては、”現時点”安全運用の検証ができておりませんので使用を控え下さい

ハンドガン外装フルメタル・ハーフメタル禁止規定

ハンドガン(拳銃タイプ)の主要部品を金属化したエアガン(フルメタル・ハーフメタルハンドガン)は使用できません。フレームやスライドの金属化は禁止、アウターバレルに関しては、インナーバレルと一体化成型でなければOKとします。海外製ハンドガンはこの規定に触れるモノがありますので、ご注意ください!

※ガンチェック時に判明した場合は、失格となり競技参加できません

パワー規定

当協会が用意した弾速機を使用して計測値が以下の通りです

6mmBB弾を使用し計測値が0.9J(約94.8m/s) 以内であるもの

8mmの場合は0.27gBB弾を使用し計測値が約99.0m/s以内であるもの

ジュニア部門は2015年より、JTSA会員の保護者同伴のもと、18歳以上用を対象としたセミオートエアガンを使用できることとなりました。

※規定より上であれば失格となり競技参加できません

大会での初速計測規定

競技開始前に、上記の規定をクリアしているかを、デジタル弾速計を使い、2~3回計測し基準内のモノを使用しているかを確認します。

東京マルイ0.2gBBで計測します(違う銘柄の場合は協会で用意した東京マルイ製0.2g弾を使います)

外部ソースに関する規定

可変レギュレーターの場合は最高圧での出力が、上記『パワー規定』の条件をクリアするJASG推奨(SP:サンプロジェクト)のものを使用してください。レギュレーターを改造したり、関係法令に触れるような物の使用は禁止です。

①可変レギュレターの場合は、一旦最大圧まで上げて計測し、使用する圧力に戻して使用します。

②減圧弁(リリースバルブ)使用の場合も、一旦最大まで上げて作動したら、使用する圧力に戻して計測します。

※規定より上であれば失格となり競技参加できません

※違法適法を確認するわけではありませんので、計測のために変更したくない場合は、予めテープ等で封印してください。その封印は競技中外すことはできません。

CO2ガスガン規定

認証している業界団体(2022年現在JASG・STGA)認定のあるガスガンで、かつ当会の基準内であるものは使用できます。従来ガスガンを、サードパーティ製使用した独自のCO2化は不可です。

※本体に認証団体マークがあるものは、マークを確認します

※本体に認証団体マークのないものは、説明書等証明できるものをご持参ください

一度に発射できる弾数規定

全ての部門において一度に発射できる数は3発まで

※東京マルイ製ショットガンで6発モードでは使用できません

タイブレイク

同率のタイムである場合、Stage1のTotalタイムが早い方の順位を繰り上げる

 


スタートポジション:ポイントスタート部門

※ハンズアップとば別のリザルト発表となります

 

銃口は2m先地面15cmのスタートマークを狙う

①セイフティオフ”トリガーガードの外へ指先が見えようように出し”

頭の向きは自由でスタンバイ

セミオートで発射可能であれば形式は問いません

使用できるガンの種類:セミオートガン
光学サイト:可
外部ソース:可
サイズ制限:なし
カスタム制限:なし
弾数制限:なし

銃の移動において:ガンバッグ(ケース)、ハンドガンの場合はホルスターでの移動も可

ガンバッグ出し入れの時銃口(マズル)はターゲット方向(ダウンレンジ側向き)、ハンドガンはバッグ・ホルスターに入れての移動でも可

 


スタートポジション:ハンズアップ部門

オープン(OP)部門

使用できるガンの種類:セミオートハンドガン
光学サイト:可
外部ソース:可
サイズ制限:なし
カスタム制限:なし
弾数制限:なし
ホルスタ使用:必要
ホルスタ制限:なし
体につけたベルトからホルスターのトリガーガードを保持する位置制限

(会場ではベルトとホルスタートリガーガード保持部分に50mmのゲージを入れて計測します)

”ホルスターをつける位置:トリガーガードの位置が背面正中線から、体正面正中線より利き手側、ホルスターをつけるベルトの幅の下端がへそより下で、ベルト幅上端は上前腸骨棘を結ぶラインまでのライン”

 


リミティッド(LM)部門

 

使用できるガンの種類:セミオートハンドガン
光学サイト:不可(集光サイトは可)
外部ソース:可
サイズ制限:なし
カスタム制限:なし
弾数制限:なし
ホルスタ使用:必要
ホルスタ制限:なし

体につけたベルトからホルスターのトリガーガードを保持する位置制限:ベルトから50mm以内

(会場ではベルトとホルスタートリガーガード保持部分に50mmのゲージを入れて計測します)

”ホルスターをつける位置:トリガーガードの位置が背面正中線から、体正面正中線より利き手側、ホルスターをつけるベルトの幅の下端がへそより下で、ベルト幅上端は上前腸骨棘を結ぶラインまでのライン”

 

 


ロングガン(LG)部門

使用できるガンの種類:肩付けの出来るセミオートエアガン

+射撃時は肩付けした状態でなければならい
(肩付けとは、ストックパッド一部が利き手側胸部前面図の三角形に接した状態、頬付けは自由)

光学サイト:可
外部ソース:可
サイズ制限:競技に使用する状態で全長60cm以上

+全長後端にストックパッド(肩につける部分)があること
カスタム制限:なし
ホルスタ使用:不要
マガジン長制限:なし
弾数制限:なし
特記:LGのハンズアップスタンバイポジション
スタンバイポジションは、

※ウエストラインが明確になるよう

①シャツをズボンに入れる

②ウエストラインにベルトを巻く(ずり上がった場合は下げるように指示)

ストックを肩から外し、ウイークハンド保持

銃口は、シューティングボックス前ラインより前30cm以上~前1mまでの範囲に向ける

セイフティをかけ、グリップ部側面をウエストライン以下につける

同時に、トリガーガード上部のラインがウエストライン以下にあること。

ストロングハンドの手首を肩のラインより上げる

スタート合図後、グリップ部をストロングハンドでつかむまで、銃を動かしてはならない

ウェストラインとは、”へそより下で、左右前腸骨棘を結ぶラインまでのライン”

グリップをつける位置:トリガーガードの位置が体側中央線から、体正面正中線より利き手側まで

※グリップエンドをひっかけたり、体幹に付けるスタイルはダメです


リボルバー(RV)部門

使用できるガンの種類:回転式シリンダを持つエアガン
光学サイト:可
外部ソース:可
サイズ制限:なし
カスタム制限:なし
”弾数制限:スタート時シリンダーの穴数装填” 

※ 引き続きタナカワークス・東京マルイもシリンダーの穴の数だけ入れて使用可能です
ホルスタ使用:必要
ホルスタ制限:なし

体につけたベルトからホルスターのトリガーガードを保持する位置制限:50mm以内

(会場ではベルトとホルスタートリガーガード保持部分に50mmのゲージを入れて計測します)

”ホルスターをつける位置:トリガーガードの位置が背面正中線から、体正面正中線より利き手側、ホルスターをつけるベルトの幅の下端がへそより下で、ベルト幅上端は上前腸骨棘を結ぶラインまでのライン”

 


コンシールドキャリー(CC)部門

使用できるガンの種類:セミオートハンドガン
光学サイト:可(スライド搭載型のみ)
外部ソース:可
サイズ制限:なし
カスタム制限:キャリーホルスターを加工しないで入る範囲
弾数制限:なし
ホルスタ使用:キャリータイプ必要


ホルスタ制限:キャリータイプホルスターで全面を覆うフルカバータイプで市販品(同じ形式の自作)をカスタムガンを入れる為に切ったり加工をせず使用すること(付属や別売りのアダプターで装着位置の調整は可能)

収めた状態でトリガーが露出していないこと

但し、銃の先が露出するベルトスライドタイプや、4インチ用に6インチを入れて飛び出す分は可

※レースホルスタは使用禁止

”フロントのカットは、エジェクションポートより下1cm以内である事”

ジャケット着用義務:上着を着用し競技開始状態で、両手を地面と平行に上げたときに、装備が見えない状況であること

禁止カスタム事項:左手サムレストの追加等キャリーホルスターを加工しないと入らない加工


ホルスターをつける位置:トリガーガードの位置が体側中央線から、背面正中線より利き手側、ホルスターをつけるベルトの幅の下端がへそより下で、ベルト幅上端は上前腸骨棘を結ぶラインまでのライン

※バックサイド、クロスドローなどダウンレンジ以外にマズルが向く付け方は禁止


カウボーイ(CW)部門

使用できるガンの種類:シングルアクションリボルバーのエアガン(回転式シリンダをもつJCAST公認のシングルアクションリボルバー)、当会の競技では東京マルイ製ピースメイカーも使用可
光学サイト:不可
外部ソース:可


サイズ制限:インナーバレルがアウターバレルの銃口面より飛び出してはならない。
カスタム制限:ジャパン・カウボーイ・アクティブ・シューティング(JTCASTに準拠


弾数制限:スタート時シリンダーの穴数装填
ホルスタ使用:必要
ホルスタ制限:袋状又は筒状のもの
”ホルスターをつける位置:(JTCASTに準拠
弾数及び複数丁の使用について:このクラスのみ、1丁目のガンが(6発)弾切れになった場合、2丁目を使用する事がでる。
2丁目のガンは、JCASTの規定に基づく、クロスドローでの保持を認める。
6発以上撃てるSAAの場合は、一丁のみで参加できますが、6発撃つごとにホルスター戻し、再度ドローすることで使用することができる。


マニュアルローダー(ML)部門

 

 

使用できるガンの種類:次弾をマニュアルでロードするエアガン(ポンプ式、レバー式、ボルト式)
※コッキングハンドガンでも可であり、その場合はオープンの規定に準拠
光学サイト:可
外部ソース:可
サイズ制限:なし
カスタム制限:なし
弾数制限:なし
ホルスタ使用:不要
マガジン長制限:なし


特記:長物の場合は、ロングガンのスタンバイポジションに準拠

※ML部門に限り、コッキングしてない状態(初弾が発射できない)においてのセイフティオフスタンバイは可能


レギュレーション FAQ

Q1.ML(マニュアルローダー)初弾を送り込まない場合、セーフティーを掛ける必要がありますか?
A1.この部門に限り初弾を送り込まない場合はセーフティオフでのスタートが可能です

 

Q2.CC部門でダットサイトは使えますか?
A2.スライドに直接乗せるタイプのダットサイトのみ使用可能です

 

Q3.全部門においてセーフティ機構をキャンセルすることができますか?
A3.純正の安全機構を全て廃止することはできません。複数ある場合は、いずれかのみを使用可能です

例1グロックのシリアルナンバー部分のセフティを使わず、トリガーセフティのみでの運用
はOK
例2 1911系(ハイキャパ、ガバメント等)のグリップセイフティをキャンセルするはOK(逆サムセイフティをキャンセルする事は安全上できません)

 

Q4.全部門においてセーフティ機構を増設することができますか?
A4. 自作の追加安全機構を加える場合は、機能していても副次的であり、純正の安全機構を使用機能させなくてはなりません。

例1 M4等の純正セレクターセーフティにトリガーセーフティを付ける事は可能であるが、純正のセレクターセーフティを廃止することはできない(ガンチェック時に必ず申告し、全ての機能をROが確認する必要があります)

 


部門2について

※年齢・性別による部門分

レディース(LD)部門
l_002

対象者:女性の競技者

ヤングガン(YG)部門
011

対象者:満19~29歳以下の競技者

 

ジュニア(JR)部門
l_211

使用できるガンの種類:18歳以上を対象としたセミオートエアガン
(JTSA会員の保護者同伴のもと参加すること)

対象者:~18歳未満の競技者

 

シニア(SR)部門

対象者:開催当日に50歳以上の競技者